消費税増税に伴う総額表示はどうなる?

2014年4月から消費税が5%⇒8%へ増税される事が発表されました。
しかし、この後も増税が予定されていて、
2015年10月には10%まで2段階で引き上げられる予定になっています。

単純に支払う金額が増えるので、これは困った事になりました。
発表前、安倍総理は「状況を見ながら判断する」と述べていましたが、
10%への引き上げの時には無かった事にして欲しいものです。

消費税が導入された時は・・・

消費税は、支払う金額が増えるだけではなく、
税別表示だった為にレジで会計をする時に初めて総額が分ったり、
これを受けて総額表示を義務付けたりと、度々混乱が起こっていました。

総額表示とは、消費者に対して「結局いくら払えば良いのか?」が
一目で分かる様に定めた店側の義務です。
値札には消費税分を含めた金額が表示されているので、
確かに一目でパッと分りようになりました。

これに伴い、特に百貨店やスーパーでは、レジや社内システムを対応させたり、
カタログやチラシを作り直したりと金銭的にも労働力的にも
負担を強いられる事となりました。

システムなどのIT関連は、今後税率が変わっても対応できる様な想定で
開発されているはずですが、カタログやチラシの場合はそうもいきません。

増税のタイミングで使えなくなってしまうので、

  • 破棄
     ↓
  • 作り直し
     ↓
  • 印刷
     ↓
  • 差し替え

の仕事が増えます。

しかも今回は2段階引き上げなので、
翌年の2015年に向けてもやらなくっちゃいけない事です。

期間限定で税抜き表示が認められました

「これはたまったもんじゃない」

そんな声が聞こえてきそうですが、
短期間で消費税率変更による負担を減らす為に
特別措置法として2017年3月末までの期間限定で
税抜き表示が認められました。

ここで問題なのが、税抜き表示でも良いだけであって
義務では無い事です。

総額表示が義務付けられた時には、目に見える表示価格があがるので
「高くなった」との印象を持たれる事が小売業界では懸念されていました。

この事から、少しでも安く見せたいから業界全体が税抜き表示に
動くかと思いきや、百貨店は「あまり影響は無いだろう」と、
税込み表示で考えています。

その価格は税抜きか?税込みか?

小売の会社はたくさんあるので、会社ごとの考えがあり、
これは極端な事を言うと店ごとに表示価格が違っている事になりそうです。

一見安く見えても実は税抜き価格だった、という事もあるので
どういう価格なのか?をキチンと確認しなくてはダメになりますね。

販売側の混乱や負担を減らす為に期間限定の対応として認められた
価格表示ですが、これだと消費者側が混乱しそうです。
百貨店、スーパー、コンビニなど色々お店はありますが、
枠を超えて業界全体で統一されるようになって欲しいものです。

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